演題

OP-197-7

進行胃癌に対するCDDP or DTX併用する術後補助化学療法の適応について

[演者] 益澤 徹:1
[著者] 岸 健太郎:1, 種村 匡弘:1, 吉留 克英:1, 鳥 正幸:1, 多根井 智紀:1, 鄭 充善:1, 若杉 正樹:1, 赤松 大樹:1
1:大阪警察病院外科

StageⅢ進行胃癌を対象としたS1にCDDPorDTXを併用する補助化学療法の有用性を検証した。対象と方法:2007年から2013年末までの進行胃癌症例で術後補助化学療法の導入状況や無再発率などを調査する。結果:831例の胃癌手術症例で術前治療がなくR0手術が実施されたStageⅡorⅢ症例は207例存在した。S1単独療法(S1群)がStageⅡの64例、StageⅢの43例、CDDPorDTX併用療法(S1+α群)はStageⅢの34例で実施された。StageⅡの3年無再発率は補助化学療法群で96.7%、無治療群で79.8%(p=0.061)。StageⅢでは79.0%、43.4%(p=0.001)となった。StageⅢCで検討すると、S1+α群69.2%、S1群51.5%、無治療群25.0%となった。考察:StageⅡ&Ⅲで補助化学療法は有効であったが、StageⅢCではS1+α群の再発抑制効果がより高く、有効と考えられた。結語:高度進行胃癌においてCDDPorDTX併用補助化学療法は有効な治療法になりえると考えられた。
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