演題

OP-197-3

Lean body massの減少は胃癌術後S-1補助療法のリスク因子となる

[演者] 青山 徹:1
[著者] 林 勉:2, 山田 貴充:2, 川邊 泰一:1, 藤川 寛人:2, 佐藤 勉:1, 尾形 高士:1, 長 晴彦:1, 利野 靖:2, 益田 宗孝:2, 吉川 貴己:1
1:神奈川県立がんセンター消化器外科, 2:横浜市立大学外科治療学

【背景】 ACTS-GCの結果,Stage II/III胃癌の標準治療は根治胃切除と術後S-1補助化学療法となったが,S-1治療の継続率は十分ではない.今回胃癌術後の体組成変化とS-1補助療法継続性の関連を検討した.【対象と方法】 2010年6月から2014年3月までに当院で胃癌の診断で胃切除を施行した症例は465例であった.このうち,58例を対象に検討を行った.【結果】 対象の年齢の中央値は67歳,男性が29例・女性が29例であった.術式は幽門側胃切除が27例,胃全摘が31例.年齢・性別・体組成変化の減少率(lean body massとfat massの変化率)・術後合併症の有無・術式・術前化学療法施行の有無・病期を調整因子として単変量・多変量解析を行った.結果,lean body massの変化量が唯一S-1継続性に影響する因子となった(p=0.031). 【結語】 今回の検討では,胃癌術後のlean body massの減少率がS-1治療の継続性に重要な影響を及ぼす可能性が示唆された.
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