演題

OP-197-1

根治可能例およびStage IV胃癌に対する術前化学療法の有用性

[演者] 沖 英次:1
[著者] 笠木 勇太:1, 財津 瑛子:1, 津田 康雄:1, 安藤 幸滋:1, 中島 雄一郎:1, 今村 裕:1, 大垣 吉平:1, 佐伯 浩司:1, 前原 喜彦:1
1:九州大学消化器・総合外科

【はじめに】術前化学療法に関する標準的な方法は今のところ決定していない。【目的】根治可能例、Stage IV胃癌それぞれに対する術前化学療法の意義を検討する。【方法】根治切除可能例にはDocetaxel/S-1の術前化学療法の多施設共同Phase II試験を行った。Stage IV胃癌に対しては術前化学療法としての効果をレトロスペクティブに検討した。【結果】根治切除可能胃癌術前治療Phase II: 47 例が登録された。病理学的奏効割合は22 例47%であった。3 年生存率は、病理学的奏効を認めた症例では72.7%、それ以外の症例では52.2%であった。Stage IV胃癌に対する検討:70例中14例(20%)がDown stage後に手術可能となり、その3年生存率は65.6%であったが、手術不可能であった群では7.7%であった。【結語】根治可能症例、StageIV症例ともに術前化学療法が奏効した症例では予後が良好であり、術前化学療法は有効な治療手段と考えられる。
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