演題

OP-196-5

当科における高度進行胃癌に対する術前化学療法の治療成績

[演者] 若月 幸平:1
[著者] 松本 壮平:1, 田仲 徹行:1, 右田 和寛:1, 伊藤 眞廣:1, 國重 智裕:1, 中出 裕士:1, 中島 祥介:1
1:奈良県立医科大学消化器・総合外科

高度進行胃癌に対しNACを施行した45例の治療成績を報告する.2007~2009年:S1+CDDP(SP),2009~2011年:S1+Docetaxel(DOC),2011~2013年:S1+CDDP+DOC(DCS).2010年6月より審査腹腔鏡(SL)を導入し,CYと腹膜播種の診断を行い,P0に対してNACを施行.SP(A群),S1+DOC(B群),DCS(C群)に分け,治療成績を比較検討,またSLを施行した症例のCYおよび腹膜播種の検討を行った.【結果】A群:15例,B群:12例,C群:18例.組織学的効果(EF)でGrade2以上の割合はA群:13.33%,B群:25%,C群:33.3%.有害事象では,Grade3以上がC群で高かった(血液毒性(44%),非血液毒性(16.7%)).EFがGrade2以上は,Grade2未満より無再発生存率(DFS)が良好.NAC中のPDは認めず.CY0→CY0:13例 ,CY1→CY1:4例,CY1→CY0:4例であった. 【考察】DCSは有害事象の発生率が高いが,組織学的効果が高く,高度進行胃癌に対するNACとしての有効性が示唆された.
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