演題

OP-196-4

局所高度進行胃癌症例の予後改善を目指して(術前Docetaxel+CDDP+S-1療法の有用性)

[演者] 信岡 隆幸:1
[著者] 伊東 竜哉:1, 西舘 敏彦:1, 沖田 憲司:1, 今村 将史:1, 及能 拓朗:1, 木村 康利:1, 水口 徹:1, 古畑 智久:1, 平田 公一:1
1:札幌医科大学消化器・総合、乳腺・内分泌外科

【背景】局所高度進行胃癌症例に対するDocetaxel+CDDP+S-1(DCS)療法による術前化学療法の有用性を検証した。【対象】PS: 0-1, T3-4, N0-3 (4型のT2N1-3を含む), cP0, CY0, cM0症例(13版)。【方法】S-1: 80mg/m2 (day1-14), CDDP: 60mg/m2 (day8), Docetaxel: 60mg/m2 (day8)を2コース投与し(奏功例では最大4コース)、4-8週以内に手術を行った。【結果】43例に術前化学療法が、42例に手術が施行された。Stage II/ IIIA/ IIIB/ IV:2例(4,7%)/15例(34.9%)/20例(46.5%)/6例(13.9%)、2コース完遂率95.3%、奏功率74.4 %、Grade3以上の有害事象は白血球減少(79.1%)、好中球減少(83.7%)、食思不振(23.3%)、下痢(23.3%)。R0切除率: 92.8%、68.3%にdown stageが得られ、grade1b以上の組織学的抗腫瘍効果を65.9%に認めた。3年PFSは85.9%、OSは89.7%であった。【結語】術前DCS療法は高度進行胃癌に対する有効な治療法の一つにとなり得ると考えられた。
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