演題

OP-195-2

食道胃接合部癌に対する完全腹腔鏡下手術:切除、再建の工夫

[演者] 中内 雅也:1
[著者] 須田 康一:1, 鈴木 和光:1, 松尾 一勲:1, 梅木 祐介:1, 後藤 愛:1, 梶原 脩平:1, 菊地 健司:1, 田中 毅:1, 古田 晋平:1, 石川 健:1, 石田 善敬:1, 宇山 一朗:1
1:藤田保健衛生大学上部消化管外科

(目的)当科での下縦隔、噴門周囲のリンパ節郭清手技とRoux-Y、overlap法による縦隔内食道空腸吻合の工夫について供覧する。(方法)#19,20リンパ節郭清後、裂孔周囲では以下の3点を用いて視野を確保し、#110,111リンパ節を一塊として切除した。①横隔膜の正中0時方向への切離。②横隔膜脚と肝臓鉤で裂孔を開大。③左第10肋間から12mmポートを留置。再建はRoux-en Yの食道空腸overlap法を用いた。(結果) 横隔膜脚両側の牽引糸と肝臓鉤、胸腔ポートにより、下縦隔に安定した術野が生まれた。挙上空腸の延長には空腸枝の切離、後結腸経路による挙上、犠牲腸管の作成が有用であった。 (結語) 噴門周囲、下縦隔の郭清、吻合は視野が狭く難易度が高い手技であるが、適切な視野展開による下縦隔の郭清と、高位吻合を意識したoverlap法は腹腔鏡手術において有用な手技であると考えられた。
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