演題

OP-195-1

Siewert II型食道胃接合部癌に対する下縦隔立体構造を意識した腹腔鏡下リンパ節郭清と簡便な偽His角・fornix形成食道胃管吻合法

[演者] 金治 新悟:1
[著者] 鈴木 知志:1, 中村 哲:1, 裏川 直樹:1, 山本 将士:1, 金光 聖哲:1, 山下 公大:1, 今西 達也:1, 角 泰雄:1, 田中 賢一:1, 掛地 吉弘:1
1:神戸大学食道胃腸外科

【目的】当院で最近行っているSiewert II型腺癌に対する腹腔鏡下アプローチによる経裂孔的リンパ節郭清と下部食道切除+噴門側胃切除の手技について報告する。【手技のポイント】(腹部郭清)胃を直接把持しない展開を定型化している。(下縦隔郭清)心嚢面,大動脈前面での縦隔胸膜からのリンパ節剥離層の確保をポイントとしている。(再建)幅5cmの胃管を作成し,胃管断端より5cm肛門側大弯から小弯側ステイプル角にむかって吻合線をマーキング後,Lenear Staplerにて吻合予定線に沿って食道残胃吻合を行う。吻合終了時には偽His角および偽fornixが自然と形成される。【結果】5例で同手技を行い,術後局所合併症は1例も認めていない。【まとめ】本術式は腹腔鏡による下縦隔の良好な視野により安定した郭清と再建が可能である。引き続き検討が必要であるが,術後機能の観点からもすぐれた術式と考え報告する。
詳細検索
アプリバナー iPhone版,iPad版 Android版