演題

OP-194-5

食道胃接合部早期癌に対する腹腔鏡補助下噴門側胃切除術、胃管再建に関する工夫とその成績−消化管運動機能評価に着目して−

[演者] 豊増 嘉高:1
[著者] 鈴木 雅貴:1, 矢野間 透:1, 木村 明春:1, 木暮 憲道:1, 緒方 杏一:1, 大野 哲郎:2, 持木 彫人:3, 桑野 博行:1
1:群馬大学病態総合外科, 2:秩父病院外科, 3:埼玉医科大学総合医療センター消化管・一般外科

【はじめに】当科で施行した腹腔鏡補助下噴門側胃切除術(LAPG)、胃管再建についてその成績をまとめ、特に消化管運動機能と逆流性食道炎(RE)の発生頻度からその妥当性を評価した。【対象と方法】適応は接合部または胃上部の早期癌でESD適応外症例。手術は5ポート+上腹部4cm小切開で行い、肝の圧排、食道裂孔部の展開にmini loop retractor IIを用いる。胃管はlinear staplerを用いて幅3-4cm、長さ20-25cmの大弯側胃管とした。幽門形成はfinger bougieのみ施行。食道残胃吻合は経口アンビル(Orvil)25mmを用いて施行した。【結果】平均手術時間は202分、平均出血量は158ml、術後平均在院日数は15日であった。術後2例(3.0%)にminor leakをみとめたが保存的に改善した。逆流性食道炎発生率は術後6ヵ月では6%と時間経過とともに改善した。【結語】胃管再建は簡便で再建消化管運動も経時的に改善しており、有用な再建法であると考えられた。
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