演題

OP-194-1

腹腔鏡下胃全摘術における手術手技の進歩とその臨床成績

[演者] 山本 篤:1
[著者] 山下 好人:1, 吉井 真美:1, 李 友浩:1, 栄 政之:1, 小塚 雅也:1, 後藤 航:1, 出口 惣大:1, 栗原 重明:1, 田嶋 哲三:1, 村田 哲洋:1, 日月 亜紀子:1, 玉森 豊:1, 清水 貞利:1, 井上 透:1, 金沢 景繁:1, 塚本 忠司:1, 西口 幸雄:1, 田中 浩明:2, 六車 一哉:2, 平川 弘聖:2
1:大阪市立総合医療センター消化器外科, 2:大阪市立大学腫瘍外科

当科ではこれまで249例の腹腔鏡下胃全摘術(LTG)を経験しており、最近では体腔内での脾合併切除や食道空腸再建をおこなう完全鏡視下胃全摘術(TLTG)での施行が可能となった。【手術手技】膵体尾部から脾門部の郭清では、膵後筋膜の層を剥離し膵尾部脾を十分に脱転して脾動脈周囲リンパ節の可動性をあげ脾動脈を直線化している。食道空腸再建での共通孔の閉鎖には、鏡視下縫合結紮を行っている。【臨床成績】2008年1月から2014年6月に施行した腹腔鏡下胃全摘154例を対象に開腹移行した5例を除くHALSTG/LATG/TLTG=20/53/76でD2施行率、手術時間、出血量、郭清リンパ節個数のを比較すると、それぞれ65.0/52.8/78.9%、293/341/439分、280/230/163ml、40/40/36個であり、膵液漏+腹腔内膿瘍と縫合不全の発生率は15.0/15.1/7.8、5.0/3.8/3.9%であった。【まとめ】TLTGでは手術時間の延長がみられたが、合併症の発生頻度は減少し、安全に施行できた。
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