演題

OP-193-7

進行胃癌術前化学療法症例における腹腔鏡下胃切除術の安全性についての検討

[演者] 玉森 豊:1
[著者] 山下 好人:1, 山本 篤:1, 李 友浩:1, 吉井 真美:1, 小塚 雅也:1, 栄 政之:1, 後藤 航:1, 田内 潤:1, 田嶋 哲三:1, 出口 惣大:1, 栗原 重明:1, 山根 心:1, 村田 哲洋:1, 日月 亜紀子:1, 清水 貞利:1, 井上 透:1, 金沢 景繁:1, 塚本 忠司:1, 西口 幸雄:1
1:大阪市立総合医療センター消化器外科

【はじめに】術前化学療法症例における腹腔鏡下胃切除術の安全性につて検討したので報告する.【対象と方法】2012年1月から2014年8月までにD2郭清をともなう胃切除術を施行した148例を対象とし,術前化学療法を施行した15例(NAC群)と施行しなかった133例(非NAC群)について比較検討した.術式は幽門側胃切除術が88例,胃全摘術が60例であった.【結果】患者背景に差はなく,手術時間(中央値:NAC群464分,非NAC群389分),出血量(中央値:NAC群90ml,非NAC群80ml),郭清リンパ節個数(中央値:NAC群31個,非NAC群35個)のいずれも有意差を認めなかった.術後合併症はCD grade IIIA以上がNAC群6.7%,非NAC群8.3%であり有意差を認めなかった.【考察】術前化学療法後は手術の難易度が上がり合併症率の上昇が危惧されるが,今回の検討においてそのような結果は得られず,術前化学療法後でも操作を慎重に行うことによって安全に手術可能であることが示唆された.
詳細検索
アプリバナー iPhone版,iPad版 Android版