演題

OP-193-5

当院における高齢者胃癌患者に対する腹腔鏡(補助)下手術の短期治療成績

[演者] 野田 和雅:1
[著者] 伊藤 信一郎:1, 渡海 大隆:1, 原村 智子:1, 北島 正親:1, 南 恵樹:1, 井上 啓爾:1, 原口 正史:1, 鬼塚 伸也:1
1:長崎市立市民病院外科

(はじめに)80才以上の胃癌患者に対する腹腔鏡手術について検討した。(対象・方法)2004年1月から2014年8月までに当院で腹腔鏡胃癌手術を行った80才以上の胃癌患者27名を対象とし短期手術成績を検討した。(結果)年齢中央値は82歳で最高齢は90歳。術前併存疾患は18例67%に認められ、術前PSは0/1/2/3が2/12/12/1例で、術後にPSが低下した症例を2例に認めた。術式は胃全摘5例、噴門側胃切除3例、幽門側胃切除19例。郭清度はD1/D1+/D2が、14/10/2例。手術時間は291.0分で、出血量は135.0mlであった。合併症は11例40%に認められ、Clavien-Dindo分類GradeⅢ以上の合併症は2例7%。pStageはⅠ/Ⅱ/Ⅲ/Ⅳが14/7/4/1例で根治度はR0/1/2が25/1/1例。術後在院日数は22日だったが30日以上の症例が6例認められた。術死、在院死亡は無かった。(考察)高齢者に対する腹腔鏡胃癌手術は比較的安全に行えるが、入院が長期化した症例もあり慎重に適応を検討すべきである。
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