演題

OP-192-4

進行胃癌に対する腹腔鏡下胃切除術の適応拡大の妥当性

[演者] 樋口 京子:1
[著者] 冨田 千春:1, 小林 建太:1, 谷中 淑光:1, 佐藤 雄哉:1, 藤森 喜毅:1, 大槻 将:1, 井ノ口 幹人:1, 小嶋 一幸:1
1:東京医科歯科大学胃外科

対象は当科で手術を施行した胃癌症例のうち、臨床学的進行癌(cMP/SS/SE/SI)であった412例。腹腔鏡(補助)下(L)群118例の成績を開腹(O)群289例と比較検討した。術前壁進達度はL群:O群でMP 74:30、SS 30:69、SE 13:182、SI 0:7であり、術式の内訳はL群:O群の順で幽門側(DG)86:150、噴門側(PG)9:1、全摘(TG)15:59、全摘+脾摘(TG+S)8:80であった。手術時間の平均値は全ての術式でL群が有意に延長し、出血量は有意に減少した(p<0.05)。5年全生存率はL群:O群の順でpStage ⅠA 96.6%:87.5%(p=0.77)、IB 72.9%:100%(p=0.33)、IIA 92.9%:100%(p=0.29)、IIB 64.2%:57.9%(p=0.34)、IIIA 70.0%:64.2%(p=0.66)、IIIB 66.7%:52.7%(p=0.30)、IIIC 53.6%:68.0%(p=0.010)、IV 0%:13.8%(p=0.87)でありL群に特異的な再発形式はなかった。短中期成績において、腹腔鏡下手術は開腹と同等であり、進行胃癌に対する腹腔鏡下手術の適応は妥当と考える。
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