演題

OP-192-3

腹腔鏡下幽門側胃切除術の治療成績と術前診断の正確性

[演者] 山本 健人:1
[著者] 三木 明:1, 喜多 亮介:1, 増井 秀行:1, 木下 裕光:1, 阪本 裕亮:1, 岡田 和幸:1, 近藤 正人:1, 小林 裕之:1, 貝原 聡:1, 細谷 亮:1
1:神戸市立医療センター中央市民病院外科

【目的】腹腔鏡下胃切除術の適応拡大の是非を検討した。【対象と方法】2010年4月から2014年7月までの腹腔鏡下幽門側胃切除術136例で、cStage IA群111例と適応拡大群25例(cM/SM,N1・cMP,N0-1)を比較検討。【結果】男性88例、女性48例。平均年齢:68.0±11.0歳。手術時間(平均値)は268.5分 vs. 279.3分 (p=0.25)、出血量(平均値)は36.8 g vs. 23.6 g (p=0.87)、郭清リンパ節個数(平均値)は36.0個 vs.38.5個 (p=0.41)、術後在院日数(平均値)は13.6日vs.12.4日(p=0.29)。術後合併症に関しても有意差なし。一方で深達度の正診率(cTとpTの一致率)は、cM症例(n=41)では73.2%、cSM症例(n=81)では65.4%であったが、cMP以深症例(n=14)では42.9%であった。【結語】腹腔鏡下胃切除術の適応拡大は、安全性の面では問題ないが、術前診断の正確性が問題となる点で慎重に行うべきである。
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