演題

OP-192-2

腹腔鏡下胃切除術における肝挙上法の工夫

[演者] 平松 良浩:1
[著者] 菊池 寛利:1, 川端 俊貴:1, 村上 智洋:1, 松本 知拓:1, 尾崎 裕介:1, 宮崎 真一郎:1, 馬場 恵:1, 太田 学:1, 神谷 欣志:1, 坂口 孝宣:1, 今野 弘之:1
1:浜松医科大学第二外科

【背景】腹腔鏡下胃切除術(LG)では開腹胃切除術(OG)に比し一過性肝機能障害(LD)を来し易い.当科では肝挙上にネイサンソンリバーリトラクター(NLR)を用いているが,NLRにシリコンディスク(SD)を併用してLD軽減と術野展開改善を得た.【方法】当科で実施した胃癌手術のうち,術前LD併存例や胆摘例を除外したOG群とLG群で背景因子,術中術後因子について比較した.また,NLR/SD併用法を導入したので,NLR/SD群とNLR単独群で同様に比較した.【結果】OG-LG両群間,NLR/SD-NLR両群間で臨床的背景に有意差はなかった.LG群はOG群に比し,術後AST/ALT値は高かったがLD遷延例はなく,在院日数は短かった.SD併用後,術後AST/ALT値はNLR単独群に比較し有意に減少した.さらに,NLRにSDを併用することで良好な術野を維持できた.【結語】NLRにSDを併用する工夫で,LG後LDを軽減でき,肝挙上による術野展開も改善した.
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