演題

OP-191-7

最先端ハイパースペクトルカメラを用いた腹腔内組織の非侵襲的自動判別装置の研究と開発

[演者] 堤 亮介:1
[著者] 池田 哲夫:1, 赤星 朋比古:1, 安藤 幸滋:2, 中島 雄一郎:2, 今村 裕:2, 大垣 吉平:2, 佐伯 浩司:2, 沖 英次:2, 橋爪 誠:1, 前原 喜彦:2
1:九州大学先端医工学診療部, 2:九州大学消化器・総合外科

【背景】ハイパースペクトルカメラ(以下HSC)は従来の分光器では得られなかった広域かつ精密な光波長帯情報を測定することが可能で、これまで当科では臓器血流の酸素飽和度評価などに応用してきた。HSCと自己学習プログラムを用いて腹腔内組織の判別が可能か検討した。【方法】①HSCでin vitro にウシの脂肪・胃・小腸・大腸・膵臓・尿管・膀胱・大動脈及びニワトリの神経・腱を撮影して、光反射パターンを調べた。②自己学習プログラムを使用し①データを解析させ、自動判別を行わせた。【結果】①各組織で特徴的な反射パターンが示された。②高い正解率で各組織を判別し、特に脂肪とそれ以外の判別ほぼ100%可能であった。【考察・結語】腹腔鏡下消化器手術においてしばしば各組織は判別をつけ難いが、HSCを用いてプログラム上で識別可能であることが示唆された。腹腔鏡用HSCおよび専用プログラムが開発されれば、手術手技の向上に繋がると考えられる。
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