演題

OP-191-1

潰瘍性大腸炎における大腸全摘・回腸嚢肛門吻合術術後の排便状況および生活の質についての横断的・縦断的検討

[演者] 渡辺 和宏:1
[著者] 内藤 剛:1, 長尾 宗紀:1, 阿部 友哉:1, 武者 宏昭:1, 田中 直樹:1, 大沼 忍:1, 工藤 克昌:1, 青木 豪:1, 唐澤 秀明:1, 生澤 史江:1, 木村 俊一:1, 宮地 智洋:1, 土屋 堯裕:1, 小林 実:1, 森川 孝則:1, 中川 圭:2, 吉田 寛:1, 元井 冬彦:1, 片寄 友:2, 海野 倫明:1
1:東北大学消化器外科, 2:東北大学統合がん治療外科

【目的】潰瘍性大腸炎(UC)術後の排便状況とQOLを横断的・縦断的に検討する.【対象】当科で手術したUC症例に対し2002年(日本語版IBDQ・排便状況調査票),2011年(日本語版IBDQ・SF36v2)にアンケート調査おこない,有効回答を得た79症例,164症例のデータを対象.【結果】術後経過期間と排便回数に負の相関あり(術後1年未満;8.9回,5年以上;5.6回,相関係数;-0.43).主観的な「日常生活」・「排便機能」の満足度は84%・61%の症例で得られていた.重回帰分析における「日常生活満足度」に影響する因子は「昼食から夕食までの排便回数」と「外出時にトイレの場所が気になる頻度」.「排便機能満足度」に影響する因子は「夜間下着汚染」と「就寝から起床までの排便回数」.SF36v2における8つ下位尺度は45.4〜50.9点の範囲.IBDQスコアの縦断的検討では,全ての下位尺度でIBDQスコアは上昇していたが有意差なし.【結論】経時的に排便回数は減少し,長期経過例のQOLも保たれていた.
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