演題

OP-190-2

腸管原発のびまん性大細胞性リンパ腫(DLBCL)に対する外科切除例の検討

[演者] 小林 直:1
[著者] 的場 周一郎:1, 福井 雄大:1, 隈本 力:1, 富沢 賢治:1, 花岡 裕:1, 戸田 重夫:1, 森山 仁:1, 黒柳 洋弥:1
1:虎の門病院消化器外科

【背景】悪性リンパ腫は腸管原発の悪性腫瘍のうち0.2~1%と稀な疾患である。化学療法が基本治療である悪性リンパ腫のうち腸管原発のDLBCLに対して外科切除施行したのちに化学療法を行い長期生存したという報告が散見される。【対象/方法】 2000年~2014年に施行した、腸管原発DLBCLに対して外科切除を行なった27例を対象として、患者背景、術式、合併症率、長期生存率を調査した。【結果】患者背景は平均年齢が64歳、男17例、女11例、原発臓器は小腸が7例、回盲部が17例、結腸が2例、直腸が1例であった。術後の平均観察期間は39.3ヶ月で3年生存率、5年生存率はそれぞれ82%、75%であった。【考察】当科で外科切除を施行した27例は他の文献と比較して予後は良好であった。また、腹腔鏡手術は開腹手術と比較し在院日数が短く、出血量も少ない。腹腔鏡手術後早期に化学療法を導入することが可能であり、腸管原発のDLBCLの適している可能性がある。
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