演題

OP-189-7

炎症性腸疾患の長期経過例におけるサーベイランスの臨床的意義

[演者] 安藤 拓也:1
[著者] 島田 能史:1, 亀山 仁史:1, 中野 雅人:1, 中野 麻恵:1, 山田 沙季:1, 庭野 稔之:1, 岩城 孝和:1, 廣瀬 雄己:1, 八木 亮磨:1, 田島 陽介:1, 佐藤 洋:1, 木戸 知紀:1, 岡村 拓磨:1, 永橋 昌幸:1, 坂田 純:1, 小林 隆:1, 皆川 昌広:1, 小杉 伸一:1, 小山 諭:1, 若井 俊文:1
1:新潟大学消化器・一般外科

【背景】近年,本邦における炎症性腸疾患の患者数は増加傾向にあり,それに伴い癌化サーベイランスの重要性が増している.【目的】炎症性腸疾患に合併する大腸癌に対するサーベイランスの臨床的意義を明らかにすること.【対象】UCに合併した大腸癌もしくはdysplasiaと診断された18例,CDに合併した直腸癌または痔瘻癌と診断された3例.【方法】対象の臨床病理学的特徴と術後成績をretrospectiveに解析.【結果】UCでは,サーベイランス群(13例)は非サーベイランス群(5例)と比較して,Stage 0,Iの頻度が有意に高く(P<0.05),累積5年生存率は有意に良好であった(P < 0.05).CDでは,サーベイランスは施行されず,3例ともStage IIであり,2例が大腸癌死していた.【結語】UCに対してサーベイランスを行うことにより患者の予後が改善する.UCと比較してCDのサーベイランスは立ち遅れており,効果的なサーベイランスプログラムの構築が望まれる.
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