演題

OP-189-4

Crohn病結腸十二指腸瘻に対する手術術式

[演者] 木村 英明:1
[著者] 矢澤 慶一:1, 国崎 玲子:1, 辰巳 健志:2, 小金井 一隆:2, 杉田 昭:2, 井上 英美:3, 遠藤 格:3
1:横浜市立大学市民総合医療センター炎症性腸疾患センター, 2:横浜市立市民病院炎症性腸疾患科, 3:横浜市立大学消化器・腫瘍外科

【目的】Crohn病結腸十二指腸瘻の手術術式につき検討した。【対象】Crohn病結腸十二指腸瘻21手術例(男18、女3、手術時29歳)。【結果】瘻孔の原発は結腸15例、回腸結腸吻合部6例で十二指腸原発例はなかった。結腸側は病変腸管を切除し、十二指腸側は17例で単純閉鎖としたが壁欠損が大きな4例は空腸を切離挙上し欠損部と側々吻合する十二指腸空腸Roux-en Y吻合とした。単純閉鎖と十二指腸空腸吻合の比較では、十二指腸欠損部(cm)は1.5(0-2.5):3(3-6)と単純閉鎖はいずれも3cm以内で、手術時間(min)は320:529、出血量(g)は780:1250と単純閉鎖で少なかったが、術後合併症(G3以上)は1例(単純閉鎖部縫合不全):0例で差はなかった。十二指腸瘻再燃は単純閉鎖の1例のみ(術後10年)で、他は縫合部の瘻孔や狭窄はなかった。【結語】結腸十二指腸瘻の十二指腸側は低侵襲な単純閉鎖が望ましいが腸壁の欠損が大きい場合は十二指腸空腸側々吻合が安全で有用である。
詳細検索
アプリバナー iPhone版,iPad版 Android版