演題

OP-189-2

クローン病腸管原発性病変に対する腸管切除術後アダリムマブ維持療法の再発抑制効果と安全性に関する検討

[演者] 浅田 崇洋:1
[著者] 中山 吾郎:1, 田中 千恵:1, 高見 秀樹:1, 橋本 良二:1, 高野 奈緒:1, 薮崎 紀充:1, 末岡 智:1, 岩田 直樹:1, 神田 光郎:1, 小林 大介:1, 山田 豪:1, 藤井 努:1, 杉本 博行:1, 小池 聖彦:1, 野本 周嗣:1, 藤原 道隆:1, 小寺 泰弘:1
1:名古屋大学消化器外科

クローン病(CD)腸管病変に対する術後アダリムマブ(ADA)維持療法に関する臨床第2相試験について報告する.CD術後にADA(2週間毎)療法を施行し,評価・検討した.主要評価項目は術後1年吻合部内視鏡再発率,副次評価項目は臨床的再発率,再手術率,認容性,有害事象発生率とした.登録は26例で,男女比2.7:1,年齢中央値34歳,罹病期間中央値10年,手術適応は狭窄16例・瘻孔10例,術前生物学的製剤投与は13例(ADA8例)だった.術式は,回腸部分切除9例,回盲部-右半結腸切除16例,結腸部分切除1例だった.ADAの相対容量強度中央値100%,8週以内の治療導入率・1年継続率は100%だった.1年吻合部内視鏡再発率31%,1年臨床的再発率12%,1年再手術率は0%だった.Grade3以上(CTCAEv4.0)の有害事象を15%に認め,感染性有害事象は帯状疱疹8%、上気道感染12%だった.術後ADA療法の認容性は良好で,短期吻合部再発,臨床的再発を抑制する可能性が示唆された.
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