演題

OP-188-5

EGJ outflow obstruction患者の臨床的特徴

[演者] 山本 世怜:1
[著者] 矢野 文章:1, 坪井 一人:1, 星野 真人:1, 小村 伸朗:1, 三森 教雄:1, 矢永 勝彦:1, 大木 隆生:1
1:東京慈恵会医科大学外科

【目的】EGJ outflow obstructionの臨床的意義は不明であり,その臨床的特徴を検討した.【対象と方法】2008年9月から2013年12月にHRMを施行しEGJ outflow obstructionと診断された134人(平均53.9歳,女性93人)を対象とした. 【結果】症状として胸焼けが最多で81人に認め,また73人に逆流感,62人につかえ感,39人に胸痛,55人に呼吸器症状を認めた.HRMの各パラメータの平均値は,IRP 20.9 ± 7.5mmHg, lower esophageal sphincter (LES)長 2.9 ± 0.8 cm, LES圧 45.1 ± 18.1 mmHg, distal contractile integral 3,852.0 ± 4,223.9 mmHg-s-cmであった.つかえ感のある患者はない患者と比較し異常酸逆流と呼吸器症状を認める割合が有意に低率であった(p=0.044, p<0.001).多変量解析では異常酸逆流を認めないことがつかえ感と関連していた.【結論】EGJ outflow obstruction症例の症状は多彩であり,様々な病態が混在している可能性が考えられた.
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