演題

OP-188-4

巨大食道裂孔ヘルニアに対する外科治療の治療効果と問題点~胃食道逆流の病態評価の観点から~

[演者] 森谷 宏光:1
[著者] 片田 夏也:1, 三重野 寛朗:1, 細田 桂:1, 山下 継史:1, 菊池 史郎:1, 渡邊 昌彦:1
1:北里大学外科

(はじめに)GERDでは食道裂孔ヘルニアを併発し、胃の1/3以上が脱出で巨大食道裂孔ヘルニア(GHH)と呼ばれる。(目的)GHHでの胃食道逆流(GER)を解析し腹腔鏡下逆流防止術(LARS)の有効性、問題点を明らかにする。(対象・方法)GHH手術15例を対象とし、24 時間pHモニタリング(pHM)または食道pH・多チャンネルインピーダンス検査(MII-pH)を行った。(結果)pHMでは、%time pH < 4 (mean) 〔%〕は、術前/後 13.2/1.0で、酸逆流抑制は有効であった。MII-pHでは、GER(%time(mean)〔%〕)は酸逆流(AR)/非酸逆流(NAR) 2.6/0.9で、ARが主体であった。時間帯(昼間/夜間)では、ARは夜間、NARは昼間に多い傾向があった。術後にMII-pHを行った1症例では、AR(術前/後)16.2/0.9、NAR 1.3/1.3、全体 17.5/2.2であり、非酸逆流防止の効果は低かった。(結語)LARSはGHHに対して夜間の酸逆流を抑制に効果があるが、非酸逆流の防止効果では今後検討を要する。
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