演題

OP-187-5

食道癌における左頸部食道傍リンパ節転移分布に関する検討

[演者] 金村 剛志:1
[著者] 宮田 博志:1, 宮崎 安弘:1, 高橋 剛:1, 黒川 幸典:1, 山崎 誠:1, 中島 清一:1, 瀧口 修司:1, 森 正樹:1, 土岐 祐一郎:1
1:大阪大学消化器外科

【背景】左頸部食道傍リンパ節は、頭側では気管前面に存在し、胸腔からの郭清は困難と言われている。同部の転移の分布を把握することは適切な郭清を行うために重要である。【目的】左食道傍リンパ節郭清におけるポイントを明らかにするため、同部位の転移リンパ節の分布を検証する。【方法】2007年から2012年に当院で食道癌手術を行い、術前CTで左頸部食道傍リンパ節転移を同定できた35例、38リンパ節を対象とした。気管を中心とした左側のスペースを4等分し、各転移リンパ節がいずれのエリアに存在するかを評価するとともに、各転移リンパ節のサイズも評価した。【結果】気管前面の2エリアに存在したリンパ節は24個(63.2%)、後面2エリアに12個(36.8%)であった。気管前後面のリンパ節平均径はそれぞれ9.67±4.68cm、9.28±4.06cmで有意差はなかった。【結論】左食道傍リンパ節転移は気管前面にその2/3が集中しており、頸部からの郭清が必要と考えられた。
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