演題

SY-11-6

原発性肺癌に対する分岐部合併肺切除術

[演者] 白石 武史:1
[著者] 宮原 尚文:1, 阿部 創世:1, 宮原 聡:1, 吉田 康浩:1, 柳澤 純:1, 濱武 大輔:1, 平塚 昌文:1, 山下 眞一:1, 岩﨑 昭憲:1
1:福岡大学呼吸器・乳腺内分泌・小児外科

気管分岐部浸潤肺癌の切除は、T4肺癌手術の中でも最も困難な術式。施設成績を報告し、成績向上策を考察。「対象」94年から14年に分岐部合併肺切を実施した原発肺癌19例。扁平上皮癌9例、腺5、大細胞4、小細胞1。「結果」Sleeve肺全摘=14例、Carinal sleeve 右上葉切=5例。完全切除84%で9例(47%)に重複合併切除(SVC-5例、食道-2、左房-1、大動脈-1)。術後合併症率52%で、在院死5例(26%)。全症例の5生率は32.2%。2000年前後で比較すると、前期・後期群の5生率は21.8%、44.4%。在院死亡は前期群に集中。「考察」本術式は術中術後の呼吸循環負担が大きくリスクも高いが、手術手技と周術期管理が安定した後期群では他のT4群と比較して遜色ない成績。成績向上には適応判断や手技、術後管理に特段の配慮が必要で、併用化学放射線治療の適否など検討課題も多いが、外科・内科の集学的チームワークにより成績向上が見込める。
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