演題

OP-186-6

食道癌の術前治療に対する反応性予測

[演者] 植村 則久:1
[著者] 安部 哲也:1, 川合 亮佑:1, 伊藤 誠二:1, 小森 康司:1, 千田 嘉毅:1, 三澤 一成:1, 伊藤 友一:1, 木村 賢哉:1, 木下 敬史:1, 夏目 誠治:1, 清水 泰博:1, 篠田 雅幸:1
1:愛知県がんセンター中央病院消化器外科

【目的】治療前一般的採血データにより、食道癌の術前治療に対する反応性予測が可能か検討した。【対象】2011年1月から2014年7月の間に術前治療後に切除された初発食道癌157名。【結果】病理学的効果判定で有効群(G1b/2/3)105名と無効群(G0/1a)52名の2群に分け、比較検討を行った。背景因子ではNACのregimen(有効群にDCFが多い、p=0.047)に有意差を認めた。採血データではアルブミン (Alb)、好中球・リンパ球比 (NLR)、血小板・リンパ球比 (PLR) 、Prognostic nutritional index (PNI) に有意差を認めた。そのうち、ROC曲線から算出したcut off値を用いた正診率はAlb (Cut off値:4.2) 68.8%、NLR (3.05) 65.8、PLR (196.2) 68.8%、PNI (48.4) 70.1%であり、PNIが最も高かった。Alb、NLR、PLR、PNIを用いた回帰式で反応性予測を行ったが、正診率は70.7%にとどまった。【考察】さらに正診率を高めるために新規バイオマーカー等の臨床応用が求められる。
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