演題

OP-186-3

同時性重複癌を有する食道癌手術27例の検討

[演者] 酒徳 弥生:1
[著者] 深谷 昌秀:1, 藤枝 裕倫:1, 江畑 智希:1, 國料 俊男:1, 横山 幸浩:1, 角田 伸行:1, 菅原 元:1, 伊神 剛:1, 上原 圭介:1, 水野 隆史:1, 山口 淳平:1, 梛野 正人:1
1:名古屋大学腫瘍外科

2006年1月から2014年7月までに当科で施行した食道癌手術218例中、同時性重複癌27例について、治療の順序、内容について検討した。同時性重複癌は全体の12%と高頻度でみられ、中でも胃癌、頭頚部癌、大腸癌が82%を占めていた。全27例中、他腫瘍の治療が経過観察になった症例2例を除いた25例で重複癌に対して切除を行った。他腫瘍の手術を先に行った症例は10例あり、食道癌切除と同時に切除を行った症例は14例でその中で一期的に行ったものが9例、二期分割手術とした症例は5例であった。他腫瘍の手術を後にしたのは、1症例であった。在院死亡は胃癌合併症例で一期的に手術を行った1例のみであった。同時性重複癌を伴う食道癌症例は、他腫瘍の進行度や緊急性に基づき治療の優先順位を決めることが重要であり、他腫瘍の手術侵襲、患者の全身状態によっては二期分割手術を行うことにより安全に手術できると思われた。
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