演題

SY-11-5

縦隔進展T4肺癌に対する外科治療成績−手術適応と治療戦略−

[演者] 棚橋 雅幸:1
[著者] 雪上 晴弘:1, 鈴木 恵理子:1, 吉井 直子:1, 設楽 将之:1, 藤野 智大:1, 丹羽 宏:1
1:聖隷三方原病院呼吸器センター外科

【目的】T4肺癌に対する外科治療の妥当性を検討。【対象】1989年より2013年までのT4切除56例。【結果】浸潤臓器は気管・気管分岐部16例、椎体11例、大動脈10例、上大静脈10例、縦隔9例、左房6例などで、1臓器浸潤37例、複数臓器浸潤19例。pN因子はn0-1が33例、n2-3例が23例。術前治療を22例に施行。Ef0-1が13例、Ef2-3が9例。完全切除27例、非完全切除29例で、術前治療施行例に完全切除が多かった(p=0.01)。1臓器浸潤 / 複数臓器浸潤、n0-1 / n2-3、術前治療あり / なし、Ef0-1 / Ef2-3、完全切除 / 非完全切除の5年生存率は27.5% / 15.8% (p=0.08)、27.5% / 13.8% (p=0.30)、36.8% / 11.2% (p=0.06)、9.4% / 76.2% (p=0.05)、37.7% / 7.8% (p=0.003)。【考察】1臓器浸潤例、n0-1例、術前治療施行例、Ef2-3例、完全切除例は予後良好。【結語】T4肺癌は1臓器浸潤、n0-1が良い手術適応で、術前治療を実施し完全切除が得られれば良好な予後が期待できる。
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