演題

OP-186-2

食道癌手術症例における異時性多発食道癌治療症例の検討

[演者] 中村 理恵子:1
[著者] 大森 泰:1, 川久保 博文:1, 竹内 裕也:1, 高橋 常浩:1, 和田 則仁:1, 才川 義朗:1, 北川 雄光:1
1:慶應義塾大学一般・消化器外科

【はじめに】食道癌は同時性異時性多発重複癌の合併が多く、術後の症例も同様である。当院においては食道癌High Risk群に術後に半年に1回のスクリーニング内視鏡検査を施行し早期発見に努めている。【目的】食道癌手術症例における異時性多発食道癌発見・治療症例の臨床的特徴を検討する。【方法】食道術後の異時性多発病変症例の背景・臨床的特徴を検討した。【結果】8例が抽出された。異時性多発食道癌発見時期は術後6か月-28年(平均11年8か月)で、多発病変の深達度はT1a7例、T2 1例であった。6例に内視鏡治療、2例にCRTxが施行された。異時性多発食道癌病変が再燃した症例は2例であった。3例が異時性多発食道病変の再燃・再発転移により死亡し、5例は3か月-1年6か月無再発生存中である。【結語】食道癌術後の残食道は切歯距離も短く、術後の影響もあり非常に観察が困難な場所であるが、早期発見・早期治療で治癒できる可能性がある。
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