演題

OP-185-8

非飲酒かつ非喫煙者の食道扁平上皮癌症例における臨床病理学的検討

[演者] 志垣 博信:1
[著者] 松本 晶:1, 西田 康二郎:1, 峯 真司:1, 渡邊 雅之:1, 福長 洋介:1, 長山 聡:1, 藤本 佳也:1, 小西 毅:1, 秋吉 高志:1, 佐野 武:1, 山口 俊晴:1
1:がん研有明病院消化器センター消化器外科

【背景】喫煙、飲酒は食道扁平上皮癌の確実な危険因子である。一方、非飲酒者、非喫煙者の食道扁平上皮癌に関する報告は少ない。【目的】非飲酒者、非喫煙者の食道扁平上皮癌について臨床病理学的背景を解析。【方法】2005 年1 月~2013年12 月に手術を施行した711例を対象。飲酒、喫煙をしたことの無い症例(NSND群)と、喫煙、飲酒歴のある症例(SD群)を比較検討した。【結果】NSND群は711例中30例(4.2%)であり、SD群と比べ女性の割合が高く(73.3% vs 12.3% P<0.001)、食道癌家族歴が多く(20% vs 7.5% P=0.01)、多発病変は少なく(3.3% vs 18.8% P=0.03)、高分化型の割合が多かった(53.3% vs 32.6% P<0.027 )。進行度が進行している割合が多い傾向であった(cT P=0.05, cStage P=0.03)が、長期予後に差は認めなかった(P=0.31)【結語】NSND群の食道扁平上皮癌は、SD群と背景が異なっており、今後分子生物学的な評価が求められる。
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