演題

OP-185-6

縦隔気管孔造設を要した食道癌手術17例の検討

[演者] 百瀬 洸太:1
[著者] 山﨑 誠:1, 宮﨑 安弘:1, 高橋 剛:1, 黒川 幸典:1, 宮田 博志:1, 中島 清一:1, 瀧口 修司:1, 森 正樹:1, 土岐 祐一郎:1
1:大阪大学消化器外科

【はじめに】術前治療によって気管浸潤が解除しなかった食道癌に対する外科的切除は一般的でない。そこで当科で経験した気管合併切除縦隔気管孔造設を伴った食道癌手術17例を解析し、手術の安全性・有効性について検討した。【症例】男性15例女性2例、年齢は中央値61(48-71)歳、初発例9例。術後在院日数は43(23-101)日であった。主な術後合併症は、心タンポナーデ1例、気管壊死3例、SSI6例、縫合不全1例であった。在院死は2例(出血、原病再発)、1年生存率32%、2年生存率16%で原病死9例、他病死2例であった。【考察】手術の安全性は向上したが長期予後は不良である。初発時N0でのリンパ節単独再発例は完全切除で長期生存を期待できる可能性があり、術前治療不応例は予後不良と考えられた。【結語】気管合併切除、縦隔気管孔造設術は施行可能で、今後は長期予後を期待できる症例の選別が重要であると考えた。
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