演題

OP-185-5

当院における頸部食道癌症例の検討

[演者] 山北 伊知子:1
[著者] 古川 高意:1, 浜井 洋一:1, 檜原 淳:1, 岡田 守人:1
1:広島大学原爆放射線医科学研究所腫瘍外科

【目的】頸部食道癌に対する治療は症例の蓄積も少ないこともあり一定の見解が得られてない。【対象】当院で根治的CRTを施行した頸部食道癌45例。【結果】深達度は、cT1b;9例、cT2;5例、cT3;8例、cT4;23例で、完全奏功(CR)は60%の27例に認め(cT1b-2; 100%、cT3;62.5%、cT4; 34.8%)、8例に局所の再燃を認め、CRは予後因子とはならなかった。27例(60%)でcN+であり、cN-比較すると有意に予後不良であった(p=0.0449)。遺残・再燃症例のうち、10例にサルベージ手術(9例;食道全摘・喉頭合併切除術、1例;食道亜全摘術)を行い、非手術症例と比較すると予後が延長する傾向がみられた(OS中央値;26.5vs. 11.2ヶ月)。【結論】頸部食道癌に対する根治的CRTのCR率は良好であるが、局所へ再燃する症例もみられ、特にcN+症例には厳密なfollow upが必要である。遺残・再燃症例においてはサルベージ手術による局所制御で予後が延長する可能性が示唆された。
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