演題

OP-185-4

食道癌化学放射線治療後の局所遺残・再燃例へのサルベージESDの有用性

[演者] 川田 研郎:1
[著者] 松井 俊大:1, 奥田 将史:1, 小郷 泰一:1, 藤原 尚志:1, 齋藤 賢将:1, 藤原 直人:1, 了徳寺 大郎:1, 宮脇 豊:1, 東海林 裕:1, 中島 康晃:1, 河野 辰幸:1
1:東京医科歯科大学食道外科

背景)食道癌化学放射線治療後のサルベージ手術は通常よりリスクが高いことが知られており,手術リスクの高い症例では,遺残・再燃例への内視鏡治療のニーズは大きい.目的)サルベージESDの有用性を明らかにする.対象と方法)教室で2005年9月から2014年4月までに経験したサルベージ食道ESD症例15例17病変(全例男性,平均年齢70.4歳)を対象とした.適応はcN0,筋層浸潤のない表在癌とし、短期成績と予後を検討した.結果)初診時進行度:(0/Ⅰ/II/III/IVa=1/4/5/2/3),遺残/CR後の再燃=5/12,CRT開始からESDまでの期間中央値15ヵ月(range 5~39ヵ月),病理学的深達度:LPM/MM/SM1/SM2=3/2/2/10でSM2の7例が深部断端陽性であり,うち2例にサルベージ手術を行った.穿孔1例以外特別の偶発症なし,観察期間中央値29ヵ月で遠隔転移2例で担癌生存中,他病死4例,他癌再発1例に認めた.結語)サルベージESDは,サルベージ手術前に試みる価値がある.
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