演題

OP-184-3

心臓、大血管浸潤を伴った胸部悪性腫瘍に対する集学的治療介入の検討

[演者] 堂前 圭太郎:1
[著者] 戸田 宏一:1, 仲村 輝也:1, 宮川 繁:1, 吉川 泰司:1, 福嶌 五月:2, 鳥飼 慶:1, 齋藤 俊輔:1, 吉岡 大輔:1, 齊藤 哲也:1, 南 正人:2, 井上 匡美:2, 新谷 康:2, 上野 高義:1, 倉谷 徹:1, 奥村 明之進:2, 澤 芳樹:1
1:大阪大学心臓血管外科, 2:大阪大学呼吸器外科

【背景】当院における心臓、大血管浸潤、転移を伴った悪性腫瘍や心臓原発悪性腫瘍に対する外科的治療と周術期補助療法をあわせた集学的治療介入の治療成績を報告する。【方法】過去12年間に当院で治療介入を行った心臓、大血管浸潤を伴った胸部悪性腫瘍30例を検討した。【結果】人工心肺使用症例は22例、完全切除は17例、非完全切除13例であった。周術期補助療法を22例に行い、在院死亡3例、遠隔死亡13例認め、いずれも癌関連死亡であった。術後生存期間を完全切除と部分切除で比較すると482日vs. 261日(中央値)と延長が認められ、無増悪生存期間を補助療法の有無で比較すると370日vs. 156日(中央値)と延長が認められた。【結論】心臓、大血管浸潤、転移を伴った悪性腫瘍や心臓原発悪性腫瘍に対する外科的治療は、根治切除を目指した拡大切除と術前術後補助療法の併用による積極的かつ集学的治療介入が有用であることが示唆された。
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