演題

OP-184-2

90歳以上の開心術の検討

[演者] 高瀬谷 徹:1
[著者] 赤須 晃治:1, 小須賀 智一:1, 飛永 覚:1, 大塚 裕之:1, 庄嶋 賢弘:1, 朔 浩介:1, 有永 康一:1, 田中 啓之:1
1:久留米大学外科

日本人の平均寿命は男女ともに80歳以上となり、今後超高齢者の手術症例は増加してくる。そこで当院での90歳以上の開心術9例を検討した。冠動脈心疾患に冠動脈バイパス術(CABG)を施行したのが3例(1例はオフポンプ)、大動脈弁狭窄症に対して大動脈弁置換術(AVR)を施行したのが 5例、急性A型大動脈解離に対して緊急にて上行近位弓部大動脈置換術を1例に施行していた。最高年齢はAVR+CABGを施行した94歳であった。術後出血による再開胸を1例、周術期に心房細動を1例に認めたが、手術死亡なく全例退院となっていた。追跡可能であった8例では、1例が腎不全で死亡していたものの、7例は現在も生存しており、いずれも心不全による入院歴はなく最高齢は102歳であった。90歳以上の超高齢者であってもADLが保たれていて、本人家族が手術を希望すれば手術を行うことは妥当である。
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