演題

OP-184-1

small volume centerにおける慢性血栓性肺高血圧症に対する肺動脈血栓内膜摘除の成績

[演者] 大岡 智学:1
[著者] 関 達也:1, 内藤 祐嗣:1, 新宮 康栄:1, 若狭 哲:1, 橘 剛:1, 松居 喜郎:1
1:北海道大学循環器・呼吸器外科

【背景】CTEPHに対する、肺動脈血栓内膜摘除(PEA)は有効な外科治療手段である。【対象】2003年1月~2014年10月までの期間での11症例。男性7例・女性4例、年齢48±13歳.平均肺動脈圧45±13mmHg、肺血管抵抗876±226dyne・sec・cm-5。全例Jamieson分類中枢型。【手術】San Diego groupらの方法に準じ、超低体温循環停止下にPEAを施行.循環停止時間50±15分、無輸血8例。【術後】手術死亡なし。術後平均肺動脈圧18±5mmHg、肺血管抵抗153±57dyne・sec・cm-5と著明な血行動態上の改善を得た。退院時全例NYHA II度、遠隔期:57±25ヶ月(33~104)ではNYHA I:8例、II:2例で死亡例なし。【考察】当施設では、中枢型のみを手術適応とし、右心不全による臓器障害が出現する前に手術介入を行っている。【結語】low-volume centerにおいて、適切な患者選択と確実な手術手技を行うことで、安全にPEAが施行可能であった。
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