演題

OP-183-6

当院における癌合併炎症性腸疾患に対する外科治療の検討

[演者] 清水 智治:1
[著者] 園田 寛道:1, 太田 裕之:1, 目片 英治:2, 遠藤 善裕:3, 三宅 亨:1, 村田 聡:1, 山口 剛:1, 貝田 佐知子:1, 山本 寛:1, 塩見 尚礼:1, 赤堀 浩也:1, 竹林 克士:1, 森 毅:1, 仲 成幸:1, 谷 眞至:1
1:滋賀医科大学消化器外科, 2:滋賀医科大学化学療法部, 3:滋賀医科大学臨床看護

教室では77例の潰瘍性大腸炎の外科治療症例(癌8例、Dysplasia3例)を経験している。根治切除可能な症例では腫瘍占拠部位でD3郭清を伴う大腸全摘術・IAA原則として施行し、2010年より腹腔鏡手術を導入している。CurAの5例のうちStage II 2例の1例に再発を認め術後3.4年で死亡した。Stage IIIaの一例は術後補助化学療法を施行し5年間無再発で経過。その他2例はStage 0であった。クローン病での癌合併例は2例ある。60歳台女性で発症後2年にて難治性の小腸結腸瘻・狭窄によるイレウスに対して右半結腸切除術を施行した症例は術後補助化学療法を施行し4年無再発生存中である。40歳台男性で痔瘻癌を合併し症例では術後3年で再発にて死亡した。症例が少なく確定的な結論は導けないが、CurA症例ではガイドラインに準じた標準治療で良いと考え、早期のうちに適切な治療ができるような適切なサーベイランス方法の確立が望まれる。
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