演題

OP-183-4

潰瘍性大腸炎関連大腸癌・dysplasia合併症例に対する治療成績

[演者] 前田 清:1
[著者] 永原 央:1, 大谷 博:1, 渋谷 雅常:1, 日月 亜紀子:2, 井上 透:2, 櫻井 克宣:1, 豊川 貴博:1, 六車 一哉:1, 田中 浩明:1, 天野 良亮:1, 木村 健二郎:1, 山添 定明:1, 池谷 哲郎:1, 井関 康仁:1, 平川 弘聖:1
1:大阪市立大学腫瘍外科, 2:大阪市立総合医療センター消化器外科

[緒言] UC合併大腸癌・dysplasia症例について検討した。[対象] 1995~2013年の癌合併27例・dysplasia合併8例 [結果]頻度は2005年まで8例,6%,2006年以降28例、25% 。平均年齢58歳。70歳以上の高齢者が7例(20%)で,2例(34%)に狭心症,脳梗塞,糖尿病,他臓器癌の既往を認めた。進行度はStage 0 -I 15例(56%),II 2例(7%),Ⅲ-IV10例(37%)。サーベイランス内視鏡(SC)を施行した14例中12例(86%)が Stage 0-Iであったが,SCされなかった10例中8例(80%)がⅢ-IVであった。術式は大腸全摘,IAA・IACA14例、大腸全摘,永久人工肛門13例,その他8例。Stage 0-Ⅲaでは癌死はなかったが,2例は術後心筋梗塞で死亡。Ⅲb-IVの予後は不良であったが,FOLFIRI/FOLFOX奏効例もみられた。[まとめ] 1.UC関連癌は急増している。2.早期発見にサーベイランス内視鏡が有用。3.高齢者も多く,癌の根治性,肛門機能,併存疾患の重篤度も考慮した術式選択が必要。4.FOLFIRI/FOLFOX奏効例がみられた。
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