演題

OP-181-7

直腸子宮内膜症に対する腹腔鏡下低位前方切除術の検討

[演者] 相馬 大人:1
[著者] 弓場 健義:1, 小林 哲郎:1, 太田 喜久子:1, 濱田 哲宏:1, 奥 久人:2, 松本 貴:2, 大橋 秀一:1
1:大阪中央病院外科, 2:大阪中央病院婦人科

【緒言】直腸子宮内膜症は強度の月経痛,慢性骨盤痛や排便痛を伴い,進行例では下血,腸閉塞などの症状がみられる.当科では,婦人科と連携のもと,直腸子宮内膜症に対する腹腔鏡下子宮内膜症病巣切除+低位前方切除術を施行しており,今回その治療成績を報告する.【症例】H18年4月からH26年7月に手術を施行した直腸子宮内膜症71例.【成績】手術時間は395±102分,出血量は144±136mlで.術後合併症は6例(縫合不全1例,乳び腹水2例, 小腸の遺残内膜症による腸閉塞1例,創感染1例)であった.術前の愁訴は全例消失し,不妊症例は約40%で術後妊娠をみとめた.【考察】直腸子宮内膜症に対する手術では,婦人科による内膜症病変の切除や腸管の切除範囲の決定が必須である.また,直腸切除に際しては,良性疾患であるため腸間膜や腸管の切除範囲は吻合部に張力をかけないよう過不足ない範囲を意識することが肝要と考えられた.
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