演題

OP-181-5

S状結腸癌・直腸S状部癌に対するReduced port surgeryの検討

[演者] 近藤 潤也:1
[著者] 前田 祥成:1, 長島 由紀子:1, 西村 拓:1, 中邑 光夫:1, 坂田 晃一朗:1
1:下関医療センター 消化器外科

【はじめに】Reduced port surgery(RPS)は整容性に優れるが、大腸癌手術においては、従来の腹腔鏡手術( Multiport surgery : MPS)と同様の安全性が要求される。当科ではMPSの手技になるべく準拠する形(臍部創+1ポート±細径鉗子追加)でのRPSを導入してきた。今回、S状結腸癌及び直腸S状部癌に対するRPSの妥当性を検討した。【対象】2006年から2014年に施行したS状結腸癌・直腸S状部癌に対する腹腔鏡下切除術(合計84例)を対象とし、MPS群(合計39例)とRPS群(合計45例)の短期手術成績を比較検討した。【結果】両群間で年齢,性別,BMI、腫瘍局在、術前病期、手術時間、リンパ節郭清度、術後合併症率、術後入院期間には両群間で有意差はなかったが、出血量においてのみ有意差(p<0.001)を認めた。【結語】S状結腸癌及び直腸S状部癌に対するRPSでは、標準的な腹腔鏡下手術と遜色のない安全な手術を行い得ると考えられた。
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