演題

OP-180-8

当科における大腸癌脳転移症例の検討

[演者] 沖 哲:1
[著者] 井上 靖浩:1, 浦谷 亮:1, 藤川 裕之:1, 廣 純一郎:1, 問山 裕二:1, 小林 美奈子:1, 荒木 俊光:1, 田中 光司:1, 毛利 靖彦:1, 楠 正人:1
1:三重大学消化管・小児外科

【目的】当科における脳転移症例の治療成績を検討し、現代の集学的治療における脳転移の位置付けを考察する。【対象】2001年1月から2013年12月までの大腸癌入院患者1562例中の脳転移症例10例(0.6%)。【結果】年齢は47~71歳(中央値65.5)。原発部位は盲腸2例、上行結腸2例、S状結腸1例、直腸5例。全症例で原発巣切除が行われた。最終病期はStageⅢaが2例、StageⅢbが3例、StageⅣが5例。原発巣切除から脳転移までの期間は207~4176日(中央値686日)で全例神経学的症状を伴った。脳転移への治療は手術・放射線治療が5例、対症療法が5例。手術・放射線治療症例では、いずれも神経学的症状の軽快をみとめ、生存期間は37日~1974日(中央値272日)。対処療法のみの生存期間は7日~67日(中央値35日)と短期であった。【まとめ】手術・放射線治療症例では神経症状の緩和、長期生存例をみとめることから、病勢を慎重に見極めた上での積極的治療導入の症例選択が課題である。
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