演題

OP-180-4

大腸癌術後傍大動脈リンパ節再発に対する重粒子線治療

[演者] 磯崎 哲朗:1
[著者] 山田 滋:1, 安田 茂雄:1, 鎌田 正:1, 辻井 博彦:1, 松原 久裕:2
1:放射線医学総合研究所重粒子センター病院, 2:千葉大学先端応用外科

2004年4月から2013年12月までの大腸癌切除後の傍大動脈リンパ節に限局する31症例を検討した。炭素イオン線を用いて48-55.2GyE/12回/3週間で治療を施行し、線量の内訳は48GyEが4例、50.4GyEが4例、52.8GyEが21例、55.2GyEが2例であった。全症例で予定通りの照射を完遂することができ、現在までで皮膚・消化管にgrade3以上の有害事象を認めていない。照射野内制御率は、治療後3年で全体では72%、生存率は3年で60%であった。照射後の経過では、照射野内再発が5例、照射野辺縁再発が5例、遠隔転移が17例認めた。照射野内・照射野辺縁再発に対しては8例、遠隔転移に対しては8例に重粒子線の再照射を施行している。大腸癌術後リンパ節再発に対する治療として重粒子線治療はgrade3以上の有害事象がなく治療を完遂することができ、成績も良好であった。再発・転移が生じた場合でも部位によっては重粒子線の再照射により治療継続が可能である。
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