演題

OP-179-7

切除不能・再発大腸癌肝転移に対する新規抗がん剤治療と造影CTによる形態学的評価

[演者] 石橋 敬一郎:1
[著者] 幡野 哲:1, 松澤 岳晃:1, 隈元 謙介:1, 福地 稔:1, 熊谷 洋一:1, 長田 久人:2, 持木 彫人:1, 石田 秀行:1
1:埼玉医科大学総合医療センター消化管・一般外科, 2:埼玉医科大学総合医療センター放射線科

切除不能大腸癌肝転移に対する新規抗がん剤治療における,肝転移巣の形態学的評価が無増悪生存期間の予測因子となりうるか後方視的に検討.110例を対象.肝転移巣形態学的評価基準は,Chunらの形態学的評価に準じて,化学療法開始前と初回follow up造影CT検査を後方視的に比較した.Group2,3からGroup1に変化:optimal response(op),Group3からGroup2に変化:incomplete response(in),変化のなし:no response(no)に分類.形態学的評価における無増悪生存期間中央値はop 10.6ヶ月,in/no 7.2ヶ月とopで良好であった(p=0.05).RECET分類ではCR/PR 12.9ヶ月,SD/PD 5.6ヶ月とPRで良好であった(p<0.01).opかつCR/PRでは13.8ヶ月,in/noかつSD/PD5.0ヶ月,その他10.3ヶ月とopかつCR/PRで良好であった(p<0.01).肝転移巣形態学的変化は無増悪生存期間の予測因子となりうる可能性が示唆された.RECET分類との組み合わせで更に有用となると考えられた.
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