演題

OP-179-6

大腸癌肝転移における全身及び局所の免疫応答の検討

[演者] 濱田 剛臣:1
[著者] 石崎 秀信:2, 濱田 朗子:1, 池田 拓人:2, 大谷 和広:2, 藤井 義郎:2, 春山 幸洋:3, 片岡 浩章:3, 近藤 千博:2
1:宮崎大学第一外科, 2:宮崎大学腫瘍機能制御外科, 3:宮崎大学腫瘍再生病態学

【背景と目的】大腸癌肝転移切除症例の宿主側因子と肝転移巣の免疫応答に着目し、予後予測因子の解析を行ったので報告する。【対象と方法】肝切除術を行った大腸癌肝転移切除症例31例を対象としてNeutrophil Lymphocyte Ratio(NLR) の評価と、転移巣の免疫染色を行い、予後との解析を行った。【結果】単変量解析では肝転移H分類、肝転移Grade分類、肝外転移の有無、NLRが有意な予後因子として抽出され、多変量解析では肝外転移の有無とNLRのみが独立因子として同定された。局所免疫反応については、CD45RO+リンパ球の発現が多い群が有意に予後良好であった。【考察】大腸癌肝転移切除症例では、免疫応答は大腸癌肝転移切除症例における予後予測において重要な因子であると思われた。【結語】大腸癌肝転移の病態には、全身および局所の免疫応答が深く関与していることが示唆され、予後予測因子や、今後の治療戦略としても有用となる可能性がある。
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