演題

OP-179-4

大腸癌肝転移の治療成績

[演者] 須藤 誠:1
[著者] 飯野 弥:1, 松田 政徳:1, 河野 寛:1, 川井田 博充:1, 雨宮 秀武:1, 渡邉 光章:1, 柴 修吾:1, 原 倫生:1, 藤井 秀樹:1
1:山梨大学第一外科

【対象と目的】当科は同時性肝転移は原発巣切除後に化学療法(3~6か月)を行い二期的切除、異時性転移は速やかな切除としている。2005年4月~2013年3月に大腸癌肝転移の切除を行った31例(A群:異時性肝転移12例、B群:同時性肝転移19例(B-1群:同時切除12例、B-2群:二期的切除7例))を対象に治療成績を検討した。【結果】初回肝切除後の疾患特異的生存率(DSS)はA群とB-2群でやや良い傾向を認めた(5年:A群vs.B-1群vs.B-2群=85.7% vs. 64.3% vs. 80.0%, P=0.219)。肝切除後無病生存率(DFS)には差は無く(2年:A群vs.B-1群vs.B-2群=48.7% vs. 36.4% vs. 21.4%, P=0.610)、術後補助化学療法の有無でDSSとDFSに差は無かった(5年DSS:ありvs.無し=73.2% vs. 75.0%, P=0.487、 2年DFS:ありvs.無し=36.7% vs. 41.7%, P=0.735)。【まとめ】術後化学療法の有用性は認めなかった。二期的切除の治療成績は同時切除と同等かやや良い可能性が示唆された。
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