演題

OP-179-2

大腸癌術後肝転移予測における肝線維化スコアリングシステムの有用性

[演者] 近藤 崇之:1
[著者] 岡林 剛史:1, 長谷川 博俊:1, 鶴田 雅士:1, 清島 亮:1, 松井 信平:1, 高橋 秀奈:1, 山田 暢:1, 島田 岳洋:1, 松田 睦史:1, 矢作 雅史:1, 吉川 祐輔:1, 北川 雄光:1
1:慶應義塾大学一般・消化器外科

【背景】食事の欧米化に伴い肝線維化につながる非アルコール性脂肪性肝炎を有する患者が急増している。大腸癌肝転移と肝線維化との関わりについては十分に検証されていない。【方法】当院で結腸癌に対し根治的手術を施行した953例を対象とした。肝線維化の指標としてNAFLD fibrosis score (NFS)、Fib4 index(FI)を用い、NFS>0.676、FI>2.67を肝線維化群と定義し、大腸癌術後肝転移との関連について検討した。【結果】NFSによる肝線維化の有無別の5年肝無再発率は線維化有り87.0%、線維化無し94.5%と有意差を認めた(p=0.009)。NFSによる肝線維化は独立した術後肝再発の予後因子であった(Hazard Ratio = 2.18 [1.02 – 4.68], p = 0.045)。【結語】NFSを用いた肝線維化評価は、サーベイランスや補助化学療法を考慮する上で有用であると考えられた。
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