演題

OP-178-7

切除不能大腸癌両葉多発肝転移に対するconversion therapy後の再発形式および治療成績

[演者] 野田 雅史:1
[著者] 濱中 美千子:1, 小林 政義:1, 吉村 美衣:1, 別府 直仁:1, 塚本 潔:1, 山野 智基:1, 松原 長秀:1, 冨田 直裕:1
1:兵庫医科大学下部消化管外科

(対象と方法)93年1月より12年12月までの肝外病変がなく、原発巣が治癒切除となった大腸癌肝転移は310例であり、肝切除となったものは153例、切除困難、不能と判断し化学療法を先行させたのは157例でそのうち両葉転移は145例であった。今回肝両葉転移145例を対象とした。化学療法は06年までは、肝動注または肝動注+CPT-11だったが、07年より種々の化学療法が導入された。(結果)145例は、3rd line まで化学療法を行うことで71例(49%)に肝切除が可能となった。再発は全体で73%にみられ、肝転移(32%)、肺転移(32%)、腹膜転移(6%)、リンパ節転移(4%)の順であった。3年生存率は72%、5年生存率は43%であった。(結語)1.切除不能大腸癌両葉肝転移に対する化学療法は、肝切除可能となれば予後が期待できることが示唆された。また、2nd line、3nd lineでも安全に肝切除可能であった。2.conversion therapy後の再発は高率にみられるが再切除率も高く予後が期待できる。
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