演題

OP-178-3

大腸癌の両葉多発肝転移に対する術前化学療法の安全性と有用性

[演者] 金光 聖哲:1
[著者] 角 泰雄:1, 山下 公大:1, 高井 亮:1, 前原 律子:1, 古出 隆大:1, 多田羅 敬:1, 細野 雅義:1, 中川 暁雄:1, 友野 絢子:1, 金治 新悟:1, 山本 将士:1, 森川 剛志:1, 今西 達也:1, 中村 哲:1, 鈴木 知志:1, 田中 賢一:1, 具 英成:2, 掛地 吉弘:1
1:神戸大学食道胃腸外科, 2:神戸大学肝胆膵外科

大腸癌両葉肝転移切除例につき、術前化学療法非施行群と術前化学療法施行群とを比較検討した。【対象】大腸癌両葉肝転移切除例21例【結果】術前化学療法施行群10例、術前化学療法施行群11例であった。施行群:非施行群で、転移個数は5.3個:3.7個、最大腫瘍径は38mm:42mmと有意差を認めなかった。転移時期は同時性転移例が10例(100%):5例(45%)と施行群で有意に多かった。術前の ICG-R15値は有意差を認めなかった。手術時間は437分:480分と有意差を認めなかった。術後在院日数は14.3日:15.9日、術後合併症は2例(20%):2例(18%)と有意差を認めなかった。切除後肝外再発は1例(10%):6例(55%)と施行群で肝外再発が少ない傾向であった(p=0.06)。肝切除後の無再発生存期間は中央値0.97年:0.75年と有意差を認めなかった。【まとめ】術前化学療法施行にても合併症の増加や入院期間の延長は認めなかった。術前化学療法にて肝外再発が抑制される可能性が示唆された。
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