演題

OP-178-1

大腸癌肝転移に対する積極的肝切除術および術前化学療法の効果の検討

[演者] 小川 匡市:1
[著者] 矢永 勝彦:1, 春木 孝一郎:1, 満山 善宣:1, 柴 浩明:1, 市原 恒平:1, 長谷川 拓男:1, 衛藤 謙:1, 吉田 和彦:1, 大木 隆生:1
1:東京慈恵会医科大学外科

(対象・方法) 2004年4月-2013年12の大腸癌肝転移に対する初回肝切除101例中追跡可能99例を対象.2009年8月以前(A群)と以後(B群)に分け,患者背景および治療成績について,単葉転移群(C群),両葉転移群(D群)においても同様に比較検討. (結果) ①5YDFS:27.7%,5YSR:47.8%.多変量解析独立因子:無再発生存率/肝外病変の有無,N因子,転移分布,時期.生存率/肝外病変の有無,N因子,転移分布,術前化学療法(NAC)②A(n=48)B(n=51)比較/Bで有意に同時性転移,NACが多いが生存率は同等.C(n=68)D(n=31)の生存率は同等.④:NACあり=conversion例(n=27)は、なし(n=72)例に比べ有意に生存率が低下(p=0.005).両葉転移群内でもconversion(n=12)は,なし(n=19)に比べ有意に生存率が低下(p=0.027).(結語)分子標的治療薬の適応による生存率アップはなく.両葉転移でも、NACは予後不良因子.すなわち,conversionは,単葉,両葉に関わらず,転移時点で肝切除を施行できた症例より予後不良.
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