演題

OP-177-6

クローン病にみられる痔瘻癌の臨床病理学的特徴

[演者] 緒方 俊二:1
[著者] 山田 一隆:1, 佐伯 泰愼:1, 福永 光子:1, 田中 正文:1, 中村 寧:1, 佐藤 太一:1, 野口 忠昭:1, 高野 正太:1, 辻 順行:1, 高野 正博:1
1:高野病院外科

【目的】CD合併痔瘻癌の臨床病理学的特徴から、サーベイランスを検討した。【症例・方法】1997~2014年のCD合併痔瘻癌の手術例7例を対象とした。診断法、臨床病理学的特徴、予後等について検討した。また、CD非合併痔瘻癌20例と比較した。【結果・考察】CD合併痔瘻癌は、平均年齢43.3歳 、男女比7:1、CD罹病期間22年、痔瘻罹病期間16年であった。発見時症状は、肛門痛5例、排膿3例、出血2例であった。粘液分泌は4例、CEA上昇は3例であった。生検法は直視下生検4例、腰麻下生検2例、手術切除1例であった。4例では複数回の生検が必要であった。肉眼型は5型が5例、粘液癌が5例であった。6例が第3期以上であった。5年全生存率は29%と不良であった。CDを合併していない痔瘻癌20例では平均年齢62.7歳が有意に高齢であった。【結語】サーベイランスとしては、CD罹病期間10年以上の症例にて、年1回の診察と画像診断を行い、積極的に生検を行なうことが必要と思われた。
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