演題

OP-177-1

進行下部直腸癌に対するSentinel Node Navigation Surgery

[演者] 河原 秀次郎:1
[著者] 矢永 勝彦:2, 渡辺 一裕:1, 共田 光裕:1, 榎本 浩也:1, 三澤 健之:1, 秋葉 直志:1, 大木 隆生:2
1:東京慈恵会医科大学柏病院外科, 2:東京慈恵会医科大学外科

【緒言】進行下部直腸癌に対するSentinel Node Navigation Surgeryの有用性を検討してきたので報告する。【対象および方法】2001~2010年の10年間で同時性遠隔転移および腹膜播種を伴わず、術前化学放射線療法を施行していない進行下部直腸癌T3症例101例を対象に検討した。まずTMEを行って標本を摘出しTME内のリンパ節を検索した。TME内のリンパ節陰性例はその後LSNを検索し陰性であれば側方リンパ節郭清を省略した。TME内のリンパ節陽性例に側方リンパ節郭清を施行した。【成績】TME内リンパ節転移陰性であった53例は、検索したLSN(開腹45例、腹腔鏡下8例)がすべて陰性であったため側方リンパ節郭清を省略したが、術後3年以上経過しても側方リンパ節転移再発はなく stageⅡと判断された。【考察】T3進行下部直腸癌はstageⅡであればTMEだけで十分な根治性が得られており、側方リンパ節郭清および術前化学放射線療法の必要性が極めて低いものと考えられた。
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